今年から1,000万円の原資でマイニング投資を自ら行っております。
現在まで+1,795万円です。
今回はその後の収支の結果とこれからの展望も含め記事にしたいと思います。
このシリーズは定期的(月1ペースくらいで)に発表していく予定です。
今月はちょっとした機材トラブルがありましたが、大した影響もなかったです。記事の最後にはなぜ、総ハッシュレートが下がってきたのか書きました。
そこからマイニング投資が成功するコツがつかめると思います。
友人と一緒に起業したマイニング専門会社を大手取引所にバイアウトして、そのままアドバイザーとして残っていたマイニングの窓口編集長が解説します。
目次
現在までの収支
前回の9月の収支発表では502ドルで購入したASICは7月9日に遂に償却(機材代回収)を終えました。
7月10日からは完全に利益のみでの安心運用となります。
9月の収支発表より+約50ドルです。
180台だと+9,000ドル、日本円+約95万円です。月利約10%です。
かなり利益は下がってしまいましたが充分ではないでしょうか。
税金を引いたとしても、問題ない金額だと思います。
機材故障トラブル
この一カ月で何度再起動してもすぐに落ちてしまう。機材が1台ありました。
幸いファームにBitmain社公認リペアがいたのですぐに修理をしてくれました。
費用は
50ドルでした。
復旧は5日で動き始めました。
Bitmain社のASICを置いている場合は公認リペアがいると安心ですね。
これからの見通し

8月6日から起きた逆ザヤは広がり続けることはなく終息したように見えます。
Antminer S11も旧世代の機材に入りますので、次の購入でこの世代のASICを買う事はないでしょう。
中古でたたき売りの機材が出た場合は考えますが。。。
(ここは高度な判断が必要になります。)
S11自体は暫くは、赤字になるまで動かしていこうかと思います。
2年はそのまま頑張ってくれるように祈ります。
1日の利益1ドル台をキープしてくれれば御の字だと思います。
そして、タイミングをみて機材を買いたいと思います。
マイニングはタイミングが命です。
そのタイミングを見計らっています。

ずっと上り調子だったハッシュレートもここ最近また下がってきました。これにには3つの理由があると考えます。
- 中国の雨季が終わった。
- 新機種が出回り、旧機種が使えなくなってきて撤退
- 1と2の複合的な理由
1の中国の雨季が終わった。
世界の半分以上を占めているのは、中国のマイナーです。そして、中国のマイニングはほとんどが電力が余っていて安い水力発電から電気を得ています。余っている電気なのでかなり安く、2セントから4セントで購入しています。
しかし、雨季が終われば水力発電からの余剰電力を購入しなくてはならず一気に倍以上の電気代となり、止めてしまったり撤退したりするマイナーが増えます。
2の新機種が出回り、旧機種が使えなくなってきて撤退
7nm機種などの新機種が今年の夏から一気に登場、それにより旧世代機種は一気にマイニングできる量が減りました。旧世代機種をメインでマイニングしていたマイナーはかなり撤退したと思います。
特にマイニング代表機Bitmain社 Antmine S9は発売してから3年以上経っています。
自説ではありますがS9は2019年8月7日に終わったと考えております。
3年間という長きにわたりマイニングを引っ張ってきた功績はやはり代表機としてふさわしいです。
3の1と2の複合的な理由
S9が終わったとはいえ、雨季の安い水力発電所ならぎりぎり黒字を出していたマイナーも乾季になればそれも赤字となり、旧機種と乾季のダブルパンチで撤退するマイナーも多かったはずです。
ASICの価格は需要給で決まります。またASICが売れなくなれば、メーカーはたまらなくたたき売りをします。
2019年初頭がまさにその通りでした。
その時に仕掛けられる人がマイニング投資で成功するのです。