マイニングを始める時に、どのコインを掘るか決める必要があります。
なぜなら、どの通貨を掘るかによって機械が違うからです。
機械から選ぶ事も可能ですが、通貨に振り回される可能性が高いので、長期的な視点からはやはりどの通貨を掘るか大体目星をつけてから機材を買った方がいいでしょう。
友人と一緒に起業したマイニング専門会社を大手取引所にバイアウトして、現在はそのままアドバイザーとして残っているマイニングの窓口編集長が解説します。
目次
どの通貨をマイニングすればよいのか?

現状の相場環境(2019年4月25日現在)の様な、相場自体が高値でなく、ボラティリティ(価格変動の度合い)が小さい(価格変動が小さい)時は圧倒的にビットコインがお勧めです。
なぜなら、ビットコインをマイニングすると、ある程度計算が成り立つからです。
ビットコインの時価総額は全ての通貨の中で断トツの1位です。

https://coinmarketcap.com/ja/より
2位のイーサリアムの5倍強の総額です。
4位のビットコインキャッシュからは20倍以上の差をつけています。
これは圧倒的であり、それだけ分母が大きいということになります。
マイニングは同じパイの奪い合いです、分母が大きい方が安定します。
小さい時価総額の通貨にビックプレイヤーが突然参入した場合、一人当たりのマイニングできる量は一気に下がります。
そのため、安定していて先を読みやすいのはビットコインとなっております。
2位のイーサリアムも時価総額的には悪くはありませんが、
将来的にマイニングできない通貨へ移行しているという事から難しいかもしれません。
3位のリップルはそもそもマイニングできません。
まとめ
・ビットコインのマイニングがもっとも安定している
通貨による長所、短所は?

先ほどの記事で一番安定しているのはビットコインと書きました。
しかし、短所として機材代回収には半年前後かかります。
そして、ビットコインを掘ることができる機械は電気消費量が激しいため、日本の様な電気代の高い国ではマイニングすることができません。
●ビットコイン
長所 安定
短所 機械代回収に時間がかかる、電気代の高い国ではマイニングできない。
反対に時価総額が少ない通貨、マイナー通貨の場合、条件がかみ合えば短期間で機材代を回収することが可能です。
条件というのは、
- 生産数の少ない新機種を手に入れることができた。
- マイニングする人が少ない通貨を見つけることができた。
この場合は、誰も掘ってないうちにごっそりマイニングする作戦になります。
また、電気代の安い機材もあるので電気代の高い、日本で動かすこともできる可能性もあります。
●マイナー通貨
長所 機材代短期回収の可能性がある
短所 不安定
実際に超短期間で儲かった話もあります。
Baikal社のX10という機種がVergeという通貨を掘って、わずか1週間足らずで機種代金を回収してしまいました。
Baikal社のX10は今なお伝説の機種として名を博しています。
まとめ
・ビットコインは安定しているが電気代が安い地域でないと厳しい。
・マイナー通貨は運の要素は強いが超短期回収の可能性がある。
どの通貨がよいのか?

電気代が安い地域で動かせるのであれば間違いなくビットコインをマイニングすることがお勧めです。
やはり、安定度が違います。
誰も掘っていなそうなコインを探しあてたり、将来伸びそうなコインを予測して一発逆転を狙うのはロマンがあります。
これなら電気代の高い日本でも動かすことができます。
上記で書いたX10のような事例もありますので。
まとめ
・編集部としてはビットコインが安定していてオススメ