今回はHiveOSの設定導入方法を記事化しました。
なんと、HiveOSは3リグまで無料で利用できるのです!(かなり太っ腹)
HiveOSを導入するきっかけになったのはマイニング暖炉です。
マイニング暖炉を管理するために毎回、マイニング部屋からモニターを持ってきて接続していたのですが、これがかなり面倒・・・
HiveOSを導入することで、マイニングに関する全ての設定管理を遠隔操作することが出来るようになります。
一番オススメのマイニングOSです。

消費電力、オーバークロック、ハッシュレートもGPU、リグ単位で確認管理出来ます。
再起動、シャットダウンも遠隔で可能

グラフでも監視できます!
目次
HiveOSとは?導入メリットは?
一言で言うと、マイニング専用のOSです。
LinuxベースなのでそこはethOSと同じだけど、HiveOSはethOSよりもUI(見た目)が作り込まれているので非常に使いやすいです。
設定も直感で出来ました。
しかも、リグ3台目までなら無料で使用することができます。
HiveOSの特徴
HiveOSの特徴をまとめました。
- WindowsOSは要らない
- マイニングの設定管理(オーバークロック、再起動)を全てブラウザから管理出来る
- OhgodanETHの設定もブラウザから簡単に可能
- 大量のリグを管理するのに適しているマイニング専用OS
- マイニング専用OSなので安定稼働
- マイニングする仮想通貨を簡単に変更する事が出来る(GPUマイニング)
- ASIC管理も出来る
- ファーム単位で管理もできる
大規模マイニングファームにも適しているのでかなり良いです!
HiveOSの価格
HiveOSはリグ3台まで無料で使用することが出来ます。4台目~は毎月料金がかかります。
GPUリグ | ASIC | |
4台目~ | 月3ドル | 2ドル |
HiveOSのユーザー登録
まずこちらをクリックしてユーザー登録をしましょう。
画面上部にあるSign inリンクをクリックしてユーザー登録ページへ遷移します。

日本語化されているので、凄く良いです。
必要事項を入力して登録ボタンをクリックしましょう
HiveOSの入手方法(ダウンロード&インストール編)
こちらからHiveOSイメージをダウンロードしましょう。
画面上部にあるInstallリンクをクリックしてダウンロードページへ遷移する。

Stable Download*.zip(安定板)をダウンロードします。
ダウンロード後はファイルを解凍して下さい。
HDD Row Copy Toolをダウンロード
次はUSBに書き込むソフトをダウンロードします。
http://hddguru.com/software/HDD-Raw-Copy-Tool

ダウンロードリンクはページの下の方にあります。
USBの用意
8GB以上USBを用意しましょう、他の用途で使っていたUSBをしようする場合は必ずフォーマットしてください。

相性もありますので、うまくいかなかった場合違う物にしましょう。
経験上あまりに安いUSBメモリは失敗する可能性が高いです。
HiveOSイメージをインストール

事前に解凍しておいたHiveOSを選択します。
選択後にContinueをクリックします。

次にインストールするUSBを選択します。
選択後にContinueをクリックします。

スタートをクリックすると書き込みが始まります。

書き込みが終わると100% completeと出ます。
その後「フォーマットする必要があります。」と表示されるのでキャンセルをクリックします。
以上でHiveOSのインストールは完了です。
HiveOSをマイニングPCにセットアップ
HiveOSをマイニングPCにセットアップしましょう。
WindowsOSを使っていた場合は、マイニングPCからSSDを取り外しましょう(この作業は電源を切っている状態で作業して下さい。)
- USBを接続
- マイニングPCを起動
手順はこれだけです。
HiveOSは起動したでしょうか?
起動した人はラッキーです。
起動しなくてBIOS画面が表示される方・・
以下を見てみましょう。
HiveOSが起動しない→BIOS画面が表示される場合
BIOS設定をUSBブート設定にする必要があります。

- Advanced Modeを選択
- Bootを選択
- CSM(Compatibillty Support Module)を選択
- Launch CSMをEnabledに変更
- F10ボタンを押して保存&再起動
その後は・・

無事、起動しました!
HiveOSのクライアント認証設定
ここまで来ればもう少しです。
HiveOSをインストールしたマイニングPCを自分のアカウントに紐付けるだけです。
ウォレットの登録

まずは、ウォレットを追加しましょう。
例えば、RVNをマイニングしたい場合は事前にRVNのウォレットを登録する必要があります。

マイニングする予定のウォレットを全部登録しておいた方が、後々楽です。
ウォレットの登録手順は下記の通りです。
- マイニングしたい仮想通貨を選択
- 選択した仮想通貨のウォレットを登録
- 名前は自分のわかりやすい名前を入力すればいいです
- 作成ボタンを押して登録完了
ワーカーの登録

ファームを選択後に画面上部のプラスボタンを押して「ワーカーを追加」を選択します。

リグの名前を入力します。
名前しか入力しなかったけど、大丈夫でした。
追加ボタンをクリックします。
マイニングPCをHiveOSアカウントへ認証する
マイニングPCにHiveOSが入ったUSBを指して起動すると下記の画面が表示されます。

ここに先ほど作ったワーカーのIDとPASSを入力すれば認証完了です。。
- IDを入力
- PASSを入力
- yを押す

IPとPASSはここに表示されています。
RIG_ID: xxxxxxxx RIG_PASSWORD: xxxxxxxxx
入力するのはxxxxxxxxの部分だけでOK
HiveOSでRVNをマイニングする方法
マイニングしたい仮想通貨の設定はフライトシートという項目で設定を行います。

設定はこんな感じで、
手順は下記の通りです。
- マイニングしたい仮想通貨を選択
- 選択した仮想通貨のウォレットを登録
- マイニングプールを選択
- マイニングソフトを選択
- ワーカーの設定をリグへ設定する

設定が終わったら右側のロケットボタンをクリックします。
するとマイニングPCへの同期が行われて、設定が反映されます。
HiveOSのオーバークロック設定

最後はオーバークロック設定です。
ここで設定する数値は実際に使用する数値を入力する必要があります。
例えば消費電力をアフターバーナーのPL70に設定したい場合は70と入力してはいけません。アフターバーナーでPL70に設定した時の消費電力を入力する必要があります。
180wぐらいだった場合は180と入力します。

0と入力した場合は設定していないデフォルトの状態となるらしいです。
ワーカー設定をリグに反映する

ロケットボタンを押すだけです。
これでマイニング設定が反映されます。
HiveOSとethOSとWindowsOSの比較
あらゆる面でHiveOSの圧勝です。
HiveOSはめちゃくちゃ使いやすい(これはお金払ってもいいレベルです。)
詳しくは下記の記事で