4日ほど前に記事化したマイニングソフトHoneyminer(ハニーマイナー)についての検証結果を報告したいと思います。
目次
Honeyminer(ハニーマイナー)の結論
結論から言うと、Honeyminer(ハニーマイナー)はまだ実用レベルのサービスでは無いと思います。なのでHoneyminer(ハニーマイナー)を使う特別な理由がない限りオススメしません。
現状はNiceHashで良いと思います。
Honeyminer(ハニーマイナー)の脆弱性
いくつか気になった箇所があったので書いていきます。
DDos対策がないよう
NiceHashやBinanceのログイン時にあるようなDDos対策がありません。
パラメーターを変えると権限のないページが見れる
通常、ユーザープロフィール編集画面は権限分けされており、他のユーザーのページにアクセスできない仕様になっています。
が・・
Honeyminer(ハニーマイナー)の場合パラメーターを変えるとアクセス出来てしまいます。
https://honeyminer.com/account/profile/wallets/*****/edit
*****は数字が入っている
パラメーターを変えてユーザープロフィール編集画面へアクセスすることで、他人のBTCアドレスが丸見えです。
このBTCアドレスはHoneyminer(ハニーマイナー)から自動的に発行されたものではなく、各ユーザーが個別に入力したBTCアドレスです。
幸い編集は出来ないようになっていたのでひと安心ですが、それならアクセスできないようにするのも数行のコードを加えるだけで出来るはずなので(設計がしっかりしてれば)なんでしてないかなーとモヤモヤします。
Honeyminer(ハニーマイナー)のBTC引き出しについて
試しに引き出し手続きをして見たのですが、未だに出金出来ていません。モグラはイレギュラーな手順を踏んでしまったのでそれが起因しているかも知れません。
行った手順は下記の通りです。
- 出金手続きをする
- その後、すぐに登録しているBTCウォレットアドレスを変更する
12時間ほど経っても、最初に登録しておいたBTCウォレットアドレスにも、その後、新たに登録したBTCウォレットアドレスにも着金していません。現在、サポートに問い合わせ中なので結果は追ってレポートしたいと思います。
追記 24時間後に着金しました。
この件で一番問題なのはトランザクションIDが発行されない点です。
恐らくHoneyminer(ハニーマイナー)は手動で出金手続きをやっている可能性があります。仮に出金手続きがオートメイション化されているならトランザクションIDも自動発行されるので表示するはずです。
Honeyminer(ハニーマイナー)は今後に期待
さて、悪い点ばかり書きましたが、Honeyminer(ハニーマイナー)の紹介トークンを配布する点は評価出来ます。最初はMLMやネズミ講的な負のイメージを持っていましたが、実際にやってみると紹介報酬は微々たるものでサービス設計事態は良いなと感じました。
Honeyminer(ハニーマイナー)が今後アップデートを繰り返しユーザーに支持されていけばNiceHashとの競争が生まれて、NiceHashにもユーザーに還元する付加価値機能が実装されるかもしれません。
例えば連続稼働ボーナスとか
そういった意味ではHoneyminer(ハニーマイナー)にも頑張って欲しいです。
Honeyminer(ハニーマイナー)は今後Pro版も出すようなので引き続きチェックしていきたいと思います。
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