日本で格安になったマイニングマシンを電気代の安い国へ送る、中古マイニングマシン投資が流行っています。
残念ながら日本の電気代では格安中古のASICを購入しても利益はでません。
非常に魅力的な投資です。格安で買う事ができればチャンスがあります。
しかし、簡単に行うと失敗します特に失敗するのが輸送です。
中古マイニングマシン投資のやり方と注意点をまとめます。
目次
中古マイニングマシン投資のやり方
中古マイニング投資のやり方自体は簡単です。
- 中古マイニングマシン購入
- 輸出輸入
- マイニングファームホスティング
です。流れ自体は簡単ですが、それぞれにコツと注意点があるので解説していきます。
中古マイニングマシン購入

まず、中古ASICを格安で買う所から始めなくてはなりません。
買える場所は大まかに3つ
- 日本の中古業者
- ヤフオク!メルカリなどの個人取引サイト
- 海外の中古業者
日本の中古業者
中古業者が日本法人だと安心ですね。
ここで調べましょう。送料関税があるので日本でマイニングする場合は日本在庫の物、海外でマイニングするものは海外在庫の物にしましょう。
ヤフオク!メルカリなどの個人取引サイト
個人取引サイトにも大量のマシンが取引されています。
思ったより高めの物であふれていますが、たまに掘り出し物がありますからちょくちょくチェックしておきたいですね。
海外の中古業者
海外の小売業者は中古商品も取り扱っていることが多いです。信頼できるのであれば格安商品があります。アリババで探すことが多いですが、信用できる業者が少ないのが難点です。
業者以外どこに注意すればいいの?
価格に注意しましょう。
本体価格+電源+送料関税
が6カ月ほどで回収できる金額でないとむしろ割高になってしまうかもしれません。
電源が付属しているかいないのか、送料関税がいくらなのか注意しましょう。
輸出入

次に買ったものを送らなくてはなりません。
日本の在庫を日本で動かす場合は良いですが、電気代からいって海外ファームへ移設することが多いでしょう。
海外ファームにホスティングする場合、いくら日本で安くマシンが買えても輸送費に莫大な金額が買えても意味がありません。
実際 Inosillicon A9をロシアに2018年12月に送った場合の金額は、
ドアツードアの業者DHLで送った場合
3.6kgで送料が30,000円です。(関税別)
関税はその時によって時価が変わるのではっきりとは言えませんが、2018年12月は関税は25,000円でした。(なんと合計55,000円です…)
※後日談として、しかもこの時は輸入に失敗しました…。
本体を3万円で買えてもこれでは意味がありません。
また、
- 一時期BitmainのASICがDHLでは輸入しにくい国があった
- 中国を経由する場合、FedExだと時間がかかった
- 米中貿易戦争で関税ルールが一新
等のトラブルもあります。政治環境などもありその時によって難易度が変わりプロにお願いしたほうがよいのが輸出入です。
日本の貿易会社に委託してもASICは経験が無かったり、難易度から断られることも多いです。(輸出はできても輸入は現地の国の会社を探してくれと言われることも多いです)
ではどうすればよいの?
マイニングマシンを販売している会社やマイニングファームがひいきにしている輸送会社に頼めるか聞いてみましょう。
どこの会社もお抱えの輸送業者がいるはずです。手続きに慣れているため安く、容易に運んでくれるでしょう。
(最低取引量があることもあるのでよく聞いてみましょう!)
マイニングファームホスティング

あとは、マイニングファームに置くだけです。
ここで注意点が一つ。
1台から置かせてくれるマイニングファームはかなり少ないか、割高になります。マイニングファームもなるべく手間というコストを掛けたくないため小規模には対応しないことが多いです。
必ず、最小ロットの確認をしましょう。
ヤフオクで1台だけ買っちゃったよ、どうしよう
最初に最小ロット稼働させておけば、追加なら1台からでも可能なところは多いです。もしくは、マイニングファームに少数から置けるようにしている代理店もあります。
まとめ
- 中古マイニングマシン購入
電源と輸送費と関税を足しても6カ月以内で回収できる物を選ぶ - 輸出輸入
必ず、販売業者かマイニングファームに輸出入が可能か可能なら値段と最低ロットを問い合わせてから購入する - マイニングファームホスティング
最低ロットを確認してから送る。届かない場合は代理店にお願いする
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